久々にランタオ島の芝麻灣半島の南にある大浪灣に行ってみることにした。サーフ釣りに目覚めた懐かしの場所。なんせアクセスが大変なので、さすがに夏のあいだは足が遠のいていたのだが、そろそろ耐えられる暑さになってきたので解禁。
中環碼頭からフェリーに乗り、梅窩へ渡る。そこから更にバスに乗って貝澳の手前にある老圍村まで行く。
いつもは半島の西側にある望東灣を経由するトレイルを通って大浪灣へ向かうのだが、半島の真ん中を突っ切るルートがありそうな感じだったので試しに行ってみることにした。
このあたりは工事中のトレイルが入り組んでいて、迷いやすいのは分かっていたのだが、案の定、体力と時間を消耗する結果となってしまった。でも複数のトレイルが入り組んでいるため、方向さえ間違わなければ知ったトレイルにぶつかると信じて進む。
昨年の冬は、この大浪灣のサーフや碼頭からキスやクロサギ等を釣って楽しませてもらった。離島のサーフに来るたびにヒラメやマゴチが釣れるのではないかと期待を膨らませるのだが…結果は残念ながら小さなコトヒキやメゴチ、ベラなど3~4匹程度の釣果に終わってしまった。しかも岩場を伝って歩いている途中に足を滑らせて海に転落(高さはさほどなかったので、転落よりも転倒に近いが)するという失態を冒してしまった。幸い怪我もなく、半身が濡れた程度で済んだので良かったけれど。
帰りはリスクを冒さず、望東灣を経由して老圍村へ戻る。大浪灣から二浪灣へ向かう途中のトレイルで、フィリピン人のメイドさん達ご一行が道に迷っていた。地図を見せながら彼女たちが目指す場所への行き方をなんとか説明したが、やはり誰でもこの辺りは迷いやすいようだ。
散々歩いて大変な一日だったが、自然を十分満喫することが出来たので良しとしよう。