香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

文章を書くということ

ネットに溢れている様々な人の文章を読んでいると、その文章を通じて書き手の人たちの人間性を感じ取っている自分がいることに気づく。もちろん情報を入手する目的で読むことが多いわけだが、何かそれだけではない、書き手の人格のようなものが文章のなかに宿っていて、その人格が自分の感性と合うかどうかということを、それとなく意識しているのだ。言葉で表現するのは難しいのだが、文章の巧拙だけではなくて、なぜか馬が合うというか、しっくりくるというか、文章を通じてそんな感じを抱くことが出来る書き手がいるものである。

で、ふと思ったのは、自分が書く文章はどういう人格を想像させるのだろうか?ということ。自分の文章から滲み出てくる人格に興味が湧いてきたのだ。それに、年齢とともに記憶力は低下しているし、日々の些細なことや感じたことを書き留めておくのは後々役に立ちそうでもある。そんな気持ちでこのブログを書き始めた訳だが、意識しているせいなのか、「思考は文章化しないと消えていく」とか「優れた思考法は文章化することだ」とか、文章を書くことを肯定する情報が目につくようになった。いつまで続くかわからないが、とにかく文章を書いてみることにしよう。