香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

夏の洗礼を受ける

この日は朝から友人と草灣碼頭へ釣行。ちょうど自宅から草灣碼頭へ行くルートの途中に友人宅があるので非常に便利だし、バスに乗ってしまえば(多少トレイルを歩く必要はあるものの)すぐに到着するという利便性を考慮すると最適な釣りスポットと思ったからだ。

西區海底隧道收費廣場で友人と落ち合って、E11番のバスで青嶼幹線巴士転乗站へ。友人は香港に赴任してまだ2か月ほどでランタオ島は初めて(もちろん空港は除いて)とのことだったので、まずは花瓶頂からの眺望を楽しんでもらうためにバス停から一気に急な階段を登る。

バス停からの急な登りはハードだが、頂上からは九龍半島香港島を一望できる。

「今日のコースで一番ハードなのはこの登りだから」と言いつつ、二人とも難なく登り切った。友人は日本でも登山経験があるそうで、ほとんど息切れもしてなかったくらい。その後、海側に下って草灣碼頭とその付近で釣りを楽しんだ。

結局4時間ほど炎天下で釣りをして、二人でキス2匹、メゴチ3匹、チャリコ5匹、ベラ1匹。釣りに夢中になっているとついつい時間が過ぎていくのだが、実は強い日差しに晒されているため知らず知らず体力を消耗していったようだ。

草灣碼頭。あまりにも暑すぎるため、木陰で一休みして撮影。

気が付くと1リットルの水はほとんど飲み尽くしており、友人に至っては500mlのペットボトル1本しか水分を持ってきていなかったので二人とも暑さと渇きで疲労困憊状態となっていた。

帰路は高低差の少ない道を選択したのだが、それでも弱った体には十分ハードコース。友人と「バス停には自販機なかったよね。日本だったら絶対自販機置いてあると思うんだけど…」などと話しながら、とぼとぼとバス停に向かって歩いていった。

15時過ぎのバスで柯士甸(Austin)まで帰り、駅構内のコンビニで水分補給。その後、近くのビャンビャン麺が評判の店で遅い昼食をとった。

日本も猛暑で大変なようだが、香港の夏も要注意だとあらためて実感。天気のよい昼間の時間帯に離島のアクセスの悪い場所でサーフ釣りなどもってのほかかもしれない。これからしばらく無理は禁物だな…。