香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

好天氣

今日は良い天気だったので昼前から釣りに出かける。実はついに船釣りデビューを果たす予定だったのだが、色々とスケジュール調整がうまくいかずに何度も延期になってしまい、やむを得ず今日は相変わらずのキス狙いの単独釣行。

ここがいつもアオイソメを調達している釣餌屋。店のおばさんにどこに行くのか聞かれたので、「大嶼山」と答えたところ「沙鑽(サーチン)かい?」と。やはりキスは人気があるみたいだ。

魚の餌を調達したあとは、自らの昼飯用に叉焼飯と凍奶茶を購入。

干諾道西(Connaught Road West)のバス停からE11に乗ってランタオ島の北東部にある青嶼幹線巴士転乗站までわずか30分弱だ。

本日の釣行マップ。左上の青嶼幹線巴士転乗站から8号線沿いを五鼓嶺方面に進み、二轉を経由して、花坪に向かう。

Park Islandとランタオ島を結ぶ汲水門大橋。休日にふさわしい気持ちのよい天気だ!

花坪石に向かうトレイルの途中でランチ休憩。

定番の叉焼飯と凍奶茶で35香港ドル。ここの叉焼飯はイマイチ。叉焼のジューシーさが足りないし、菜心が少ない。そして出来れば姜葱油もつけて欲しかった。

途中、ショートカットのコースを通るとこんな感じ。舗装されている道もあるのだが、夏は未舗装の小道のほうが足元からの暑さを感じないし、木陰も多くてありがたい。

左側が草灣碼頭。釣行の目的は魚を釣るだけでなく、こうした素晴らしい景色と自然環境を満喫するためでもある。

目的地の花坪碼頭。今回は碼頭の右隣りにあるサーフから投げ始めて、そのあと碼頭に戻ってきた。

晴天のもとで海に向かってキャスティングするのは気持ちがいいものだ。インターネットラジオで甲子園の中継を聞きながら釣りする。VPN接続で日本のネット配信を受信できるのは重宝している。昔、アメリカに住んでいたときに日本のテレビ番組を録画したビデオテープがレンタルされていたのを覚えているが、そのときとはまさに隔世の感がある。

花坪のサーフで釣りをしていると二人乗りカヤックで砂浜に乗りつけて、木陰でハンモックを吊ったり海水浴を楽しんだりしてのんびり過ごしているカップルがいた。カヤック、なかなか良さそうだ。船釣りは船の予約調整が色々と面倒だが、カヤックで離島周辺の釣りスポットを開拓するというのは良いかもしれない。ちょっと調べてみよう。

花坪周辺で3時間半ほど釣りをして、今日の釣果はキス1匹、コトヒキ3匹、ベラ1匹、キビレ1匹、チャリコ1匹。キスは1匹だけだったが良型だったので持ち帰ることにした。

夜はヒューストンに単身赴任している学生時代の友人とオンラインで話す。米国で生活しているとさぞインフレを実感しているのかと思っていたが、本人はそれほど物価高になっている感覚はないそうだ。まあ一人だと外食もしないし、彼の趣味のゴルフは日本より圧倒的に低コストだから気にならないのかもしれない。日本でハイパーインフレが起きる可能性について話をしたのだが、結論としては欲しいものがあったらケチらずに買うのがよい、というお互い都合のよいところに落ち着いた。