香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

許士芬地質博物館

平日の香港大學。当たり前だが、休日とは異なりキャンパス内は学生で賑やかだ。なかにはアカペラで歌を披露しているグループがいたりして、日本の大学と変わらないなあと思う。自分の学生時代をついつい思い出してしまう。

今日はアパートの近くにある香港大學を再訪。日本でいうところの東京大学なのかな。

ちょうど昼時だったのでCanteenを覗いてみたが、学生や工事現場のおじさんたち(構内の建物のあちらこちらで工事をしている)でごった返していた。日本のラーメンのコーナーもあったりして、なかなか充実してそうだ。もう少し空いてそうな時間帯に試してみたい。

人ごみは苦手なので、サンドイッチ等の軽食を販売しているスタンドでホットドッグと飲み物をテイクアウト。キャンパス内のベンチで昼食を摂ることにした。

軽食を販売しているスタンド。テイクアウトのみかな。さすがの学生プライス!日本の弁当がサラダメニューに分類されているのが謎だが…。

なかなか良い木陰のベンチに陣取って、読書をしながらホットドッグと凍奶茶のランチ。少し学生気分を味わってみる。

通り過ぎていく学生たちを見ていて感じたのは、女子学生の比率が多いということ。ざっくりした印象だと、6割以上は女子学生ではないかな。

本日の主目的は、香港大學の構内にある地質博物館。開館時間が平日13時~18時と限られているため、なかなか訪問する機会がなかったのだが、ついに入館できた。

キャンパス内にある許士芬地質博物館。館内のスペースは限られているが、入館無料だし、人も少なくてなかなか居心地がよかった。

館内は限られたスペースだが、様々な岩石や鉱物が展示されていて見ごたえあり。

香港で生活している日本人なら誰しもが一度は考えたことがあるであろう、「そもそも香港って地震は大丈夫なの?」といった疑問に対する説明コーナーもあったりして、地質学の知識がない人も楽しめるような工夫がされている。ちなみに今年の春先だったかな、香港でも地震があった。たしか震源地は広東省の東部沿岸あたりで、大した揺れではなかったのだが、基本地震がないと思っているだけにさすがに驚いた。

釣りで離島の岩場を歩いていたりすると、それは2億年とか3億年前の岩石なわけで、太古の昔から存在していたんだと思うと、しみじみ岩石ってすごい物だなと実感することが多い。そんなわけで岩石や鉱物にちょっと興味がある。

香港大學のキャンパスから街に下りてくる途中にある高架の道路。この高架道路が高層ビルの間を縫うように走っている風景が好きだな。

涼茶を一杯。今日は少しお高めの亀苓茶を飲んでみた。白花蛇舌のような甘みはない。涼茶ももう少し詳しくなりたいが、まずは実践経験を積むことが重要だな。

アパートに帰ってきてまもなく夕立ち。読書をしたり、夕食のスープカレーを作ったりしてのんびり過ごした。