香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

煎魚灣

週末、久しぶりに早起きしてランタオ島の煎魚灣でサーフ釣りをすることにした。東涌までバス(E11)で行き、そこから大澳行きのバス(11番)に乗り換えて終点の大澳まで。そして煎魚灣まで1時間ほどトレイルを歩くという、アプローチがえらく大変なところだ。しかも帰りが夕方になってしまうと、大澳でバス待ち行列に巻き込まれるのでこのスポットはなるべく早い時間に行って早めにあがるのが吉。この日はなんとか9時前に大澳に到着することが出来た。

大澳の風景。背後には山があるが、街は海に面しており海産物を扱っている店が多い。

路上で魚を売っていた。かなり立派な魚も売っていたが、近海で獲れたのだろうか。

9時前だとまだ観光客も殆どおらず、開いている店もまばらだった。とりあえず朝食は地元の人たち御用達のこの店で。

今日の朝食はスパムのサンドイッチ(三文治)と凍奶茶のセット(32香港ドル)。見た目は寂しいが、サンドイッチのパンがふわふわでかなり満足度高かった。

とりあえず腹を満たしたので煎魚灣へ向かうことにする(昼食は、東涌でバスを乗り換えるときに近くのコンビニで総菜パンを購入しておいた)。

煎魚灣へ向かうトレイルはこんな風にかなり細くなっている箇所もある。大荷物での釣行には不向きだ。

前回来たのは今年の二月だったから、約9か月ぶりだ。最初の頃はキスが結構釣れたり、初マゴチを釣ることが出来たりしてお気に入りのスポットだったのだが、終盤は釣果があがらなくなり、アクセスの困難さもあいまって徐々に足が遠のいていった。でも久しぶりに来ると期待に胸が高鳴るものだ。

久しぶりの煎魚灣。天気は良好。風もさほどなく快適だ。この釣り始めるときの期待感・高揚感がなんともいえずよい。

この日の餌はアオイソメと、試しにイカの塩辛も使ってみた。肝心の釣果は…4時間近く粘ったて小さなフグ1匹とキス2匹(良型1匹)。ここまで来てこの釣果というのは正直かなり厳しい。海底のゴミ(布のようなものが多い)に針がかかってしまうことが多く、何度となく引っ掛かったゴミを釣り上げることになった。かなり悔しいが、まあこういう日もあるか…。

大澳に戻る帰り道に通る二澳旧村の風景。釣果はさっぱりだったが、こうした風景が癒してくれる。

早めにあがって帰りに佐敦の釣り具屋で釣り道具を補給。エギング用タックルのPEラインが、ライントラブルが頻発してしまい短くなったので新しいものと交換。0.4号とこれまでよりも細めにしてみた。ついつい大物がかかったときのことを考えがちで少し太めを選択する傾向があったのだが、まずそんな大物がかかることはないということをこの一年で身をもって学んだ。

帰宅してのんびりしていたら突然くしゃみと鼻水がとまらなくなった…。アレルギーか何かだろうか。釣り道具を補給したし、明日はリベンジ釣行をしようと思っていたのだがこんな具合だと明日の体調次第になりそうだ…。