香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

冬の休日

香港もようやく本格的に寒くなってきた。ちょっと前まで見かけた半袖短パン族もさすがにいなくなったようだ。曇天で寒かったが、午前中は釣りに出かける。本日は早めに釣りを切り上げて、灣仔~銅鑼灣あたりで買い物をする予定。

釣りはここ最近頻繁に来ている花坪。気温が低いうえに風が強くて非常に厳しい環境だった。

このところ花坪での釣果が思わしくないので、今日こそはリベンジと思っていたのだが、いかんせん寒いうえに風も強くて非常にやりづらい。1か月ほど前にPEラインを0.4号と細めのものに変えたのだが、ライントラブルが多く、しかも岩場からの釣りではPEラインが切れてしまうケースも頻発。結果的に寒風吹きすさぶなかでPEラインとリーダーを結ぶという作業を強いられることになり、なかなかのストレスだった。そういえば、先月頃からアオイソメを狙ってスズメバチが近寄って来ていたのだが、この寒さでスズメバチの襲来がなかったことが良かったことかな。本日は2時間半ほど釣りをして、ベラ1匹とメゴチ1匹という釣果。

このままもと来たトレイルを引き返すのも芸がないと思い、久々に花坪石~花瓶頂を通ってバス停まで戻ることにした。

花坪石。寒いせいかハイカーの姿も全く見かけず。

花瓶頂を越えると、あとはバス停まで延々と続く階段を下りていくのみ。

バスに乗って香港島に戻り、まずは銅鑼灣へ向かう。銅鑼灣のお気に入りの上海料理の店、滬揚川にて遅めのランチをすることが目的。

滬揚川の料理は今のところ外れなし。酸湯麺(55香港ドル)もおいしい。この手の大衆レストランだと食器はプラスチックが多いのだが、ちゃんと陶器で出てくるところも好ましい点だ。

そして小籠包。6個入りで55香港ドル。先日、鼎泰豊の小籠包を食べたが、こちらの小籠包のほうが自分の好み。

寒さに震えながら釣りをしていたところからの、酸湯麺と小籠包。幸せな休日。

腹を満たしたあとは、灣仔方面へ歩いていき、釣具屋に立ち寄る。PEライン0.4号に見切りをつけて、0.6号に巻きなおしてもらうことにした。あとは釣り針やら重りやらの消耗品を補給。

そして、釣具屋からさらに灣仔方面へ歩いていき、本屋へ。広東語の辞書か良質なテキストが欲しかったので本屋で物色しようと思って行ったのだが、日本の大型書店と比べると、香港の書店は比較的大きい書店でも品揃えが限られている。灣仔駅のA3出口の近くにある三聯書店がまあ充実しているほうだが、残念ながら満足できる本を見つけることは出来なかった。でも本屋はいい。そういえば日本にいたときはしょっちゅう書店に立ち寄って面白そうな本を探したものだった。アマゾンで大抵の本は手に入るが、やはり書店で現物を手に取ってながめるのは良いものだ。香港でもよい書店が見つかるといいのだけれど…。

最後に、家の近所のスーパーで夕飯の食材を買って帰宅。なかなか盛沢山の土曜日となった。