前日深夜にワールドカップの3位決定戦をみたのが良くなかったのか、朝から頭が重く体調がイマイチ。寒いし、釣りに行くのはやめておこうか迷ったが、昼前になって天気があまりにも良いのでやはり釣りに行くことにした。
遅いスタートのときは、大抵ランタオ島の花坪が定番なのだが、昨日行って撃沈したばかりだし、今晩は特に何のスケジュールもないので、思いきって籮箕灣を再訪することに決めた。東涌駅まではE11番のバスで行き、そこから11Aのバスに乗り継いで水口まで向かう。
腹ごしらえを済ませてから、早速前回来たときに火點を釣ることが出来た灣の右側にある岩場の突端まで行ってみる。
案の定、前回と同じように釣れるなどということは全くなく、あたりも取れないし、度々根がかってしまう。そう簡単にいくものではないな…。
根がかりばかりだと釣りにならないので、サーフに戻ってのんびり釣り糸を垂れる方針に変更。釣果にこだわるのはやめて、せっかくのいい天気を満喫する作戦。
小籮箕灣では、キス1匹とコトヒキ1匹を釣ることが出来た。いずれもミニサイズだったが、ボウズは免れたので良しとしよう。その後も、小籮箕灣の左側の岩場を攻めてみたり、ルアー(ミノーやバイブレーション)で大物を狙ってみたりと色々遊んでみたものの、新たな境地を開拓するには至らず。それでも十分に楽しむことが出来たし、ありがたいことにいつの間にか体調も回復していた。
籮箕灣からもと来たトレイルを引き返して水口に戻るか、それとも逆に石壁まで抜けるか…。前者であれば20分弱、後者は1時間半…。しばらく思案したが、灯りを持たないままあと1時間半トレイルを歩くのはリスクありと判断して、素直に引き返すことにした。石壁に抜けるトレイルを通るときには海に出れるポイントがないか探る必要もあるし、次回以降の課題にしよう。
無事に5時半頃にはバス停に戻ってきたが、この時間に東涌駅に向かうバスは混みあっている。満員で乗れないバスを2本やり過ごして、3本目でようやく東涌駅行きのバスの乗ることが出来た(幸い本数が多いので待ち時間は15分程度で済んだ)。
釣果はいまひとつだったものの、自然を満喫することが出来て、なかなか良い日曜日を過ごすことができた。