香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

籮箕灣再訪

前日深夜にワールドカップの3位決定戦をみたのが良くなかったのか、朝から頭が重く体調がイマイチ。寒いし、釣りに行くのはやめておこうか迷ったが、昼前になって天気があまりにも良いのでやはり釣りに行くことにした。

遅いスタートのときは、大抵ランタオ島の花坪が定番なのだが、昨日行って撃沈したばかりだし、今晩は特に何のスケジュールもないので、思いきって籮箕灣を再訪することに決めた。東涌駅まではE11番のバスで行き、そこから11Aのバスに乗り継いで水口まで向かう。

籮箕灣が見えてきた。この時点で既に14時近かったが、この絶好の天気を楽しまないわけにはいかない。来てよかった!

まずはこの砂浜で遅めのランチ。今日はMTRの駅構内にあるテイクアウトの寿司屋で、稲荷ずしのパックを2つ購入してきた。

腹ごしらえを済ませてから、早速前回来たときに火點を釣ることが出来た灣の右側にある岩場の突端まで行ってみる。

前回のポイント。しかし前回のとき以上に波が高く、なかなか厳しそうな雰囲気だった。

案の定、前回と同じように釣れるなどということは全くなく、あたりも取れないし、度々根がかってしまう。そう簡単にいくものではないな…。

根がかりばかりだと釣りにならないので、サーフに戻ってのんびり釣り糸を垂れる方針に変更。釣果にこだわるのはやめて、せっかくのいい天気を満喫する作戦。

小籮箕湾。前回と同じく誰もいない。それにしても気持ちいい天気だ。ウインドブレーカー不要の陽気。

小籮箕灣では、キス1匹とコトヒキ1匹を釣ることが出来た。いずれもミニサイズだったが、ボウズは免れたので良しとしよう。その後も、小籮箕灣の左側の岩場を攻めてみたり、ルアー(ミノーやバイブレーション)で大物を狙ってみたりと色々遊んでみたものの、新たな境地を開拓するには至らず。それでも十分に楽しむことが出来たし、ありがたいことにいつの間にか体調も回復していた。

小籮箕灣と籮箕灣を結ぶルートはこんな感じ。最初は気づかずに険しい岩場を乗り越えていたのだが、前回この隠れルートを発見できたので良かった。

籮箕灣のブランコ。この季節、5時を過ぎるとだんだんと暗くなってくる。

籮箕灣からもと来たトレイルを引き返して水口に戻るか、それとも逆に石壁まで抜けるか…。前者であれば20分弱、後者は1時間半…。しばらく思案したが、灯りを持たないままあと1時間半トレイルを歩くのはリスクありと判断して、素直に引き返すことにした。石壁に抜けるトレイルを通るときには海に出れるポイントがないか探る必要もあるし、次回以降の課題にしよう。

水口のバス停。右側の公民館では、地元の人たちの会合が行なわれていてカラオケで熱唱していた。日本と同じ文化を感じるなあ。

無事に5時半頃にはバス停に戻ってきたが、この時間に東涌駅に向かうバスは混みあっている。満員で乗れないバスを2本やり過ごして、3本目でようやく東涌駅行きのバスの乗ることが出来た(幸い本数が多いので待ち時間は15分程度で済んだ)。

釣果はいまひとつだったものの、自然を満喫することが出来て、なかなか良い日曜日を過ごすことができた。