正月二日目は、朝から釣行。前回は時間がなくて断念した、「籮箕灣から石壁にかけてトレイル(ランタオトレイル)を歩きながら新たな釣りスポットを探る」というのが、本日の目的だ。
とりあえず、まずは砂浜を横切り、海に向かって右側の岩場から投げてみる。この日は天気が良かったが、波は結構高かった。
どうやらフグが多そうなので、更に岩場を奥に進んで行くことにする。
この明らかに根がかりしそうなポイントは、案の定、根がかりの連発。この場所にこだわる必要はないので、早めに見切りをつけて、ランタオトレイルに戻ることにする。
地図で見ていると、簡単に海に降りれそうな場所があるように思えるのだが、現実にトレイルを歩いていると意外に高い場所をトレイルが通っているので、なかなか海へ出られそうなルートを見つけられない。やはり難しいかな…と思っていると、
手前は根がかりしそうなので、なるべく遠投しながら試してみると…
小一時間ほどで3匹ほど釣れた。初めてのスポットにしては、まずまずの釣果。そしてキスに関しては、大晦日に食べられなかったキスの天ぷらにするため持ち帰ることにした。
その後、トレイルに戻って少し歩くと、石欖洲營地の案内板があった。ひょっとするとこのキャンプサイトからも海までアクセスできるかもしれないと思ったが、今日は無理せずに次の機会にトライすることにしよう。
ここから先は海に降りることが出来そうな道は見つからず、トレイルが海のほうまで下っていく頃には既に石壁の碼頭が目に入ってきた。
この辺りも少し散策すれば釣りポイントを見つけることが出来そうだったが、今日のところはもっと釣ろうという気分より、今後の釣り場所を探っておくモード。
ここから帰るとなるとバスで東涌まで戻り、そこからバスもしくはMTRに乗り換える必要があるので、少し早いが帰路つくことにした。
大晦日のリベンジも果たせたし、なかなか充実した釣行となった。しかし地元の釣り人と、もう少し広東語でコミュニケーションを取れるようになりたいな。今はかなり適当な広東語で「魚釣れたか?キスか?」みたいなやり取りをしているが、すぐに広東語でのコミュニケーションに限界があるのを悟られてしまい、大抵はその時点で会話がとまってしまう(若者の場合だと英語に切り替えるケースもたまにあるが、いかにも地元のベテランの人は英語で会話してくれないケースが多い印象)。2023年の釣りの課題に、「地元の釣り人との広東語でのやりとり」を加えることにしよう。