香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

深笏灣

日曜日。久しぶりに早起きすることが出来たので、西貢西郊野公園にある深笏灣へ行くことにした。3月にランガンして以来。前回はこの釣りスポットでキスがよく釣れたので、その検証もしてみたいところだ。

MTRの東鐵線で大學站まで行き、そこから徒歩で馬料水碼頭へ。ちなみに大學站にはA1ベーカリーや華御結もあってランチの調達ができるのでありがたい。前回は予定していたフェリーに(定員オーバーのため)乗り込むことが出来なかったので、今回は少し早めに着くようにした。それでもすでにハイカーやキャンパー(そして釣り人)が大勢列をつくっていたが、8時過ぎの時点ですでにフェリーが2隻待ち構えており、最初のフェリー(定刻の8:30よりも前に出航)に無事に乗り込むことができた。

荔枝莊に到着。フェリーは週末にアウトドアを楽しむ人たちで満席状態。みんなここから更に塔門まで行くのだろう。釣り人は荔枝莊で降りる人が多かったかな。

 

さて、ここから岩場沿いを歩いて深笏灣まで向かうとしよう。

地質公園だけあって、岩場の岩石が特徴的で興味深い。

この岩石もなかなか面白い形状。地質学の知識があるともっと楽しめるのかもしれない。

30分ほど歩くと深笏灣が見えてきた。

深笏灣の一番奥まった箇所からの眺め。前回は右手のほうからのみ投げたのだが、今回は左側の岩場からも投げてみた。

右側のほうで釣れたクロサギ

左側の岩場からはキスが面白いように釣れた。

二カ所(右側と左側)で合計三時間半ほど釣りをして、キス5匹、クロサギ3匹、フグ1匹というまずまずの釣果。特にこの日は左側の岩場がキス釣りの優良ポイントだった。

深笏灣まで釣りに来ている人はまったく見かけず、人の気配はレジャーボートが数隻停泊しているくらいだったが、帰り際に老人のハイカー2人が徒歩で近くを通った。どうやらフェリー乗り場まで歩くらしいので、地図を見せながらショートカットがあると説明したのだが、まだ時間が十分あるので海岸沿いを更に西へ向かっていった。おそらく二人とも70歳前後ではないかと思うのだが、すごい体力(そしてチャレンジ精神)だ。

自分は深涌へは前回と同様、山を抜けていくショートカットを選択。

かなりわかりづらいトレイルなのだが、リボンの目印が所々にあるので何とか迷わずに抜けることができた。

トレイルを抜けた先には芝生が広がっており、牛が悠然と座っていた。

無事に深涌灣碼頭に到着。14:30出航のフェリーで馬料水碼頭に戻った。若干小雨が降ったが幸いなんとか天気がもってくれたので良かった。

フェリーの出航時間まで時間があったので、深涌灣周辺を散策して釣りスポットを探してみた。内地側から海へと水が流れ込んでいる箇所があるのだが、その付近でかなり大きめのチヌらしき魚影を何度か観察できた。今度はこの場所で大物狙いにもチャレンジしてみよう。