香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

香港歴史博物館

昨日、新興食家でカスタード饅を食べ損ねたので、今日の昼は行きつけの新興發點心で飲茶。相変わらずの塩対応だが、落ち着く。やはり一人飲茶はこの店に限る。

梅菜肉餅飯。これと菜心のセットで37香港ドル

念願のカスタード饅(流沙奶皇包)、22香港ドル。右上は安蝦咸水角(20香港ドル)。咸の字からしょっぱい味(塩)を想像していたのだが、もっちりした食感でほのかに甘みがあった。咸水角(ハムスイコー)ってこういう料理だったのかと今更ながら知った。

本日のお勘定、合計85香港ドル。安定のおいしさ。ごちそうさまでした。

飲茶で腹ごしらえした後は、尖沙咀にある香港歴史博物館へ。

街の中心部の一角に、歴史博物館と科学博物館がある。

西貢で旧石器時代(約4万年前)の石器が発見されたことから、その時代にはすでにこの地域に人が住んでいたこと、新石器時代(約5000年前)の遺跡は、ランタオ島、赤鱲角、南丫島で発見されていること(たしか釣行の際に何度か目にした)など、先史時代の展示物が興味深かった。そして近代の段階では、主に4つの民族(本地、客家、蜑家、福佬)から構成されていたようだ。水上生活を行っていた蜑家にみられるように、独特の風習・文化が交じり合って、現在の香港が形成されているんだろうなと想像できた。どの博物館もそうだが、なかなか一度来ただけでは消化しきれないほどの情報量で溢れている。便利な場所にあることだし、また時々訪れよう。