香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

詠春拳

この日のランチは、今のところ何を食べても外れのない徳記にて。今日は地元のお年寄りがよく食べている印象のある「梅菜蒸鯇魚飯」を注文してみることにした。

本日は10番の梅菜蒸鯇魚飯を初オーダー。凍檸茶をつけて58香港ドル

鯇魚はコイ科の淡水魚で、白身魚。日本語だとソウギョというらしい。淡白な味わいで、臭みもなくて食べやすかった。汁をご飯にかけて食べると満足度アップ。

夕方は海沿いを軽くランニング。気温は20℃で快適だ。

そして夜は九龍公園體育館へ。

九龍公園體育館。こんな立派な体育館があるとは全く知らなかった。

なぜ九龍公園體育館に来たかというと、今年新たに功夫(カンフー)に取り組み始めたからだ。きっかけは、広東語の先生が蟷螂拳に熱心に取り組んでいるという話を聞いて、なんとなく功夫の動画を見始めたこと。そして去年の夏頃から天気が悪い日が多かったので釣りではなくジム通いをしているなかで、トレーナーのかたが柔術をやっているという話を聞いたこと。身体づくりをしていくうちに、なにか自分も格闘技をやってみたいと思い、せっかくだから香港らしい功夫をやってみようと思うに至った。

でも功夫といっても実に色んな流派がある。ネットで調べてみたところ生徒を募集していたのは八極拳詠春拳の2つの流派だった。八極拳も面白そうだったのだけれど、女性が創始者で自分より力が強い相手にも対応できるという詠春拳が自分に合っている感じがしたので、とにかく始めてみることにした。

この日が二回目のレッスンだったのだが、まずは小念頭(siu2 nim6 tau4)に取り組んでいる。先週、一回目のレッスンのときに小念頭を行なうときの姿勢(内股、後傾)を維持するのがあまりにも辛かったので、それ以来毎日20分、小念頭の姿勢を維持できるように筋力を鍛えている。そのおかげか、前回ほどは苦しまずに型に集中することが出来たような気がする。

まだ基礎中の基礎の段階なのだけれど、小念頭をやっていると自然と集中力が高まり、心身がリフレッシュするような気がしてくるから不思議だ。詠春拳は、力がなくても出来るということだけれど、師傅(師匠)に直接指導してもらうとすごく力が強いので驚いた。でも大切なのは物理的な力ではなくて、どうも力の使い方らしい。このあたりも年月をかけて少しずつ体得していければ面白そうだ。

ということで、今年は新たに詠春拳に取り組んでみる。