この日の夕方は、詠春拳の稽古。今回は兄弟子たち(師兄、師姐)も来るということで、いつもの九龍公園體育館ではなく、深水埗と長沙灣のあいだ辺りにある保安體育館が稽古場所。
兄弟子たちはみなさん3~4年の経験者なので、はじめてわずか1カ月少々の自分とは当然メニューが違うのだが、脇で小念頭をやりながら兄弟子たちを見ているのもなかなか勉強になった。感覚としては、運動部の新入生が先輩たちとは別メニューで基礎練をしている感じかな。
体育館の予約時間が過ぎたあとも、少し外で稽古をして、その後はみんなで深水埗の中華で食事。これを「食夜粥(sik6 ye6 juk1)」というのだと思っていたのだけれど、後日調べたところ、どうやら功夫を嗜んでいる人を「食夜粥」というのが正しい理解のようだ(食夜粥 - 維基辭典)。
とても充実した一日だった。思い切って功夫を始めてよかった。相変わらず内股は痛いんだけどね…。