香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

ひとり飲茶、そして南丫島

香港に来たばかりのころ、おいしい點心を食べたくても、なかなか一人で行くのに良さそうな店を見つけることが出来ずにいた。まあ大人数で行くような店に単身乗り込んで食べるのもありなのだが、そういう店だとどうも落ち着かない。

そんな訳で試行錯誤の末に見つけた、ひとりでも居心地がよく値段も手ごろな店にふらっと立ち寄って、蝦蒸し餃子や焼売などを食べるのはなかなか幸せな時間だ。

軽くジョギングしたあと、そんなお気に入りの店のひとつでひとり飲茶。いつもは點心を3種類ほど注文するのだが、今日は野菜を摂りたかったので、菜心(チョイサム)と咸魚蒸肉餅(塩漬け魚の蒸しハンバーグ)のランチセットに蝦餃(ハーガウ)という組み合わせ。

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これに普洱茶(プーアル茶)が付いて日本円で千円くらい。店員は不愛想だが、コスパの良さと一人で気にせず飲茶ができる雰囲気が気に入っている。

午後になって、ふと久しぶりに南丫島(Lamma Island)でイカ釣りをしてみたくなったので香港仔(Aberdeen)からフェリーで模達灣へ。この時期だからあまり釣り人もいないだろうと思いきや、意外にもイカ狙いの釣り人多数。でも誰も釣れている気配はなく、もちろん自分も釣果ないまま夕方のフェリーで帰路についた。帰りのフェリーからみた夕暮れどきの南丫島がなんとも寂しげで美しかったのが印象に残った。

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夕暮れどきの南丫島。発電所の三本の煙突もみえる。