香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

2021-01-01から1年間の記事一覧

大浪灣、そして年越しそば

香港で「大浪灣」というと、香港島の東側にあるDragon's Back(龍脊)という有名なハイキングコースの近くにある大浪灣をイメージする人が多いようだ。以前、ランタオ島の大浪灣に釣りに行くときに、ロッククライミングに出かけるという若者数名とタクシーを…

文章を書くということ

ネットに溢れている様々な人の文章を読んでいると、その文章を通じて書き手の人たちの人間性を感じ取っている自分がいることに気づく。もちろん情報を入手する目的で読むことが多いわけだが、何かそれだけではない、書き手の人格のようなものが文章のなかに…

香港スイーツ

実は甘いものはそれほど得意ではない。なんとなくだが、あまり砂糖を摂取すると体のコンディションが悪くなるような気がするのだ。けれども香港スイーツは甘さ控えめのものが多くて、自分の好みに合うものが多い。最近、特に気に入っているのが蛋撻(エッグ…

クリスマスも釣り

さすがにこの年齢で単身で暮らしていると、クリスマス気分もほとんどない。昨日行きつけのクリーニング屋のおじさんに「メリークリスマス」と言われたのと、今日の釣り用のランチとして稲荷ずしを購入したときに店員がサンタクロースの帽子を被っていたのが…

くるみ割り人形

もうクリスマスか。子供の頃は、正月よりも誕生日よりもクリスマスイブが一年で一番大きなイベントだった記憶がある。お願いしたプレゼントをサンタクロースが寝ている間にこっそり届けてくれるなんて、そんな非日常的なイベントは他にないだろう。もちろん…

エリートのモラル

学生時代、自分には官僚という選択肢は考えられなかったなぁ。大学受験以上に厳しい国家試験をパスしないといけない、給与は決して高くない、労働時間は異常に長い…。どうして勉強が出来るエリート達の多くが官僚を目指すのか、釈然としなかった。正直なとこ…

塞翁が馬

天気は曇りだったが、釣り餌もあるので朝から気合いを入れて大嶼山(Lantau Island)まで釣行。最近、釣果が芳しくないので、今日はなんとしてもキスを釣りたいと思い、芝麻灣半島の南側にある大浪灣まで足を運ぶ。大浪灣に行くためには梅窩(Mui Wo)から鹹…

金曜日の夜は

金曜日の夜、週末の釣りに備えて釣り餌を買いに最寄りの釣り具屋へ。寂れた路地裏の目立たない場所にあるのだが、店内にはいつもタバコを吸いながらご主人としゃべっている常連さんがいて、猫ちゃんが2~3匹常駐している、なんだかとても味のある店。 この…

方言字

広東語を勉強している。情けないくらい進歩しないのだが、片言でも香港の人たちと広東語でコミュニケーションがとれると嬉しいので、まあ細々と粘り強くやっている。学習していてわかったのは、どうやら広東語に特有の漢字というものがあり、一般的にこうし…

ひとり飲茶、そして南丫島

香港に来たばかりのころ、おいしい點心を食べたくても、なかなか一人で行くのに良さそうな店を見つけることが出来ずにいた。まあ大人数で行くような店に単身乗り込んで食べるのもありなのだが、そういう店だとどうも落ち着かない。 そんな訳で試行錯誤の末に…

神楽院碼頭

2021年も残すところ1か月を切ったが、年末年始も特にイベントがあるわけでもなく、普段通りの週末を過ごす。 この日はランタオ島の愉景灣(Discovery Bay)から30分ほど歩いたところにある神楽院碼頭を訪れた。先月はここでキス釣りが楽しめたのだが、まだ十…

セラノス事件

科学技術の進歩はめざましいようだ。自分のような一般庶民からすると「ふーん、すごいね」という感想しか出てこない。 www.nikkei.com で、ふと別のネットニュースを見ているとこんな記事も。 forbesjapan.com わずか一滴の血液検査で様々な病気の診断ができ…

黒角頭灯塔(Cape Collinson)

日曜の夕方、柴灣から徒歩で黒角頭灯塔へ。1時間半ほど釣糸を垂れたものの、波が高かったせいかあたりはまったくなし。結局、根がかり多く釣果なしという何ともさみしい結果に終わったが、街から少し歩くだけで都市の喧騒とは無縁の自然環境があり、これだけ…