香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

大貫妙子NIGHT

この日の夜は、近所のジャズ喫茶、Kind of Brew大貫妙子のリスニングセッション。ジムでのトレーニングを早めに切り上げて、なんとか早めに席を確保することが出来た。どうやらプレゼンターは、前回のヤマタツNIGHTの時に知り合ったAndrewが務めるらしい。

店の外にスケジュール表が張り出されていたのでチェック。ちょうど朝の通勤路の途中なのでありがたい。もちろん、オンラインでも確認できるのだけれど…。

店内。今回は早めに到着したのでスピーカーの近くのよい席を確保できた。

ありがたいことにAndrewは僕の存在に気づいてくれて(まあ狭い店内だからね)、広東語の説明に加えて、英語でも補足してくれた。基本的には、1977年のアルバム" SUNSHOWER"の曲を、説明を加えてかけてくれたのだけれど、説明付きのリスニング・セッションがひととおり終わった後に、”横顔"を流してくれた。そうしたら、近くに座っていた香港人の男性が日本語で口ずさんでいる(しかもハイトーン・ボイスで)。曲が終わってみんな雑談モードになったときに、思わずその香港人に話しかけたところ、どうやらロサンゼルスと香港を行き来しながらバンド活動をしているのだそうだ。日本語は、アニメやら米国にいる日本人の友人から教えてもらい、日本の音楽も好きなのでなんとなく話せるらしい。いや、広東語の先生も言っていたけれど、香港人は結構、音で日本語をマスターするというアプローチをとっていて驚かされる。

レコードプレイヤーは1970年代のものらしい。

そのあと、店員の一人と話をしていたら、彼の奥さんは日本人で、奥さんとお子さんは大阪に住んでいるのだとか。日本と縁が深かったり、日本に興味がある人達が多くてなんだか親近感を覚えた「大貫妙子NIGHT」だった。

 

追記

ちなみに大貫妙子の曲って、実はあまりじっくり聴いたことがなかったのだけれど、"横顔"とか"突然の贈りもの"とか、すごく心に沁みたので、このリスニング・セッションをきっかけに結構はまっている。