街でたまたま見かけた看板、「夏日漱石」。これ、日本人であれば誰しも「あー、夏目漱石と夏日をかけているのね。」ってなると思うのだけれど、香港人はどうなんだろうとふと疑問に思った。
で、日本語堪能な広東語の先生に早速質問してみたところ、彼女はすぐに「夏目漱石ですね。「吾輩は猫である」の。」と日本人と同じリアクションだったわけだけれど、香港人がどれくらい「夏目漱石」を知っているかは疑問らしい。
そもそもペンネームである「漱石」の由来って「枕石漱流(石に枕し、流れに漱ぐ(くちすすぐ)」を誤って、漱石枕流とした人がいた。その間違えを認めなかったことから頑固者や負け惜しみを意味するようになったはず。うーん、「夏の日でも、頑固にホットコーヒー飲みましょう」ってことなんだろうか…。
8月29日追記
コーヒーショップの店主に聞いてみたところ、中国のあるバンドの曲名で「夏日漱石(Summer Cozy Rock)」というのがあり、オーナーお気に入りのバンドなので、その曲名をそのままコーヒーベースの飲み物に付けたとのこと。隣にいた店員も「係咩 ?(hai6 me1)」(そうなの?)と言っていた。なるほどね…。