香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

テクノロジーの罠

各国政府のコロナ対策が緩和されるなかで、今年にはいって香港と東京を行き来する機会がぐんと増えた。そんな状況下でふと気が付いたのだが、最近のスマホGPS機能付きの腕時計は時差調整を自動的に行ってくれるということ。まあ位置情報を捕捉されているわけだから当然のような気もするけれど、どんどん便利になっていくものだなあと関心していた。

ところが、スマホも腕時計もどうも時差調整が安定しないようだ。「安定しない」というのは香港から東京へ行き、しばらくすると東京時間に補正されるのだが、突然(東京に滞在しているにも関わらず)また香港時間に戻ったりする。もちろん東京から香港に戻ったときにも同じような現象がたびたび発生する…。しかもわずか1時間の時差だけに、時間を確認したときに、感覚的にも東京時間なのか香港時間なのかわかりづらい。目覚ましにスマホのアラーム機能を使っていたのだが、この時差調整問題のせいで遅刻するという失態までおかしてしまった。

そして解決策として導入したのが…

昔ながらの単三電池で動く目覚まし時計(しかもアナログ)!シンプルイズベスト。

実は渋谷の東急ハンズに行って旅行用の携帯時計がないか聞いてみたのだが、店員さんいわく「最近は皆さんスマホを使われるので、旅行用の時計は取り扱わなくなったんです」とのこと。

いやいや、テクノロジーが自動でなんて信用ならんのですよ。やはり自分で時刻を合わせて目で確認しながらアラームを設定することの安心感に勝るものなし!