香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

クリスマス

昨日は終日釣りに出て、帰りは油麻地でローカル感たっぷりの中華を堪能した。そしてクリスマスの今日は、朝からヒューストンに単身赴任をしている大学時代の友人とオンラインで話す。ヒューストンはクリスマスイヴの夜か…。それにしても、お互いクリスマス感はゼロだな。ヒューストンは南部の都市なので冬も暖かいのかと思っていたら、今は寒波がやってきていて気温はマイナス7℃だそうだ。香港ではありえない寒さだね。

六年の米国駐在もいよいよあと一か月とのことで、彼は来月下旬には日本に帰国するらしい。お疲れさまでした。しかし同じ境遇の仲間が日本に帰るとなんとなく寂しいものだ。距離や時差を考えたらむしろ東京に戻ったほうが近くなるわけだが、海外単身赴任仲間という連帯感を持っていたからだろうか。

いろいろとお互いの近況報告やら最近興味をもっていることなど、ざっくばらんに話をしたあと、おかっぱりからエギングでイカを狙おうと思い立って釣行へ。アオイソメを調達してしまうと餌釣りに逃げてしまうので、今回はエギングの修行に集中するために餌木とルアーのみで勝負することにした。問題はどこへ行くかなのだが、イカ釣りの実績は未知数ながら、イカ釣りポイントはそこそこありそうなランタオ島の花坪周辺を試してみることに。

花坪からさらに南下した岩場の周辺でイカを狙ってみた。この日はエギングをしている若者3名ほどと餌釣りをしているおじさん3名ほどがいた。

少し風が強かったが、今日もいい天気だ。釣り人もふだんより多かったし、ハイカーの人たちも多かった。いや~、なかなか気持ちいい。

で、肝心の釣果はどうだったかというと、ポイントをいくつか試しながら三時間ほど粘ってみたもののゼロ。餌木だけでなく後半はミノーを投げてみたが、やはり厳しかった。それでもエギングをしている若者が複数いたので釣果を聞いてみたところ、みんな釣れていないようだった…。自分だけが釣れないわけではないという安心感と、このポイントはイカがいないのではという残念な気持ちが同時にわいてきて、少々複雑な心境。

でも、こうなったら毎回ボウズを覚悟して「おかっぱりエギング」の新たな境地を切り開いていくという手もあるかもしれない。まったく結果が出なかったこの週末だったが、そのぶん色々と考えさせられて、次なる課題も出てきたので、腐らず前向きに頑張るしかないね。

アパートに戻ってきたら、レセプションにいた管理人さんが「クリスマスプレゼント受け取った?」と聞いてきた。どうやら管理会社から住人にクリスマスプレゼントがあるらしい。

管理人さんからのクリスマスプレゼント!左のクリスマス仕様のカチューシャはさすがに固辞したんだけれど、まあ遠慮しないでという感じで押し切られてしまった。でもこういうちょっとした心遣いは、いくつになっても嬉しいものだね。

せっかくなのでエレベーター横のクリスマスツリーも掲載しておこう。

最後の最後に少しだけクリスマス感を味わうことが出来て、少し心が和んだ。でも、夕飯は残りものの野菜と肉を炒めて作った肉野菜ラーメンと、冷凍餃子。いかにも冷蔵庫の余り物を処理しましたっていう夕食。そして、これまた余っている大根、ニンジン、ジャガイモを使ってコンソメスープを作っておいた。最近、寒くなってきたので朝ごはんに体のあたたまるスープがあるといいからね。

2022年もあとわずか。次の土曜日が大晦日。さて、今年最後の釣行はどこで何を釣ろうかな。