香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

叮叮(Ding1 Ding1)

このところ立て続けに日本から友人が遊びに来て、「香港らしさ」を味わいたいということで何度かトラムに乗る機会があった。広東語では叮叮(Ding1 Ding1)といい、たしかに身近な交通手段なのだけれど、ずっと「トラムに乗るんだったら歩いたほうが速いくらいでは…」と思っていて、まず利用することはなかった。

でも、友人と一緒に乗ってみるとなんだか新鮮で気持ちがよかった(もちろん、そんなに混んでなければの話だけど…)。意外に頻繁に運行しているようだし、窓が開いていて夕方はそこそこ自然の風がはいってくるのもいい(単に冷房がないだけ?)。香港はどこでも冷房が効きすぎているので、その点、トラムは窓開放がデフォルトのようで嬉しい。おまけに、運賃は3香港ドルと安い。

結構、連なってくることもある。スピードはゆっくりだけれど、特に急ぎの用がなければ2階で風にあたりながら帰るのも悪くない。

普段、通り慣れている道も、トラムの二階席から見ると新鮮な光景が目に入ってくる。店舗の上は住居なのだろうか?

そしてときどき運賃フリーの日があるようだ。この日(4月30日)はどうやら有名タレントの誕生日ということで乗車賃が只だった模様。

そして、トラムの外装は宣伝に使用されている。これは日本のアニメ(映画の宣伝)ではないかな?叮叮の車両ごとに異なっていて、見ていて飽きない。

そんなわけで、朝の通勤はたいていMTRを使うのだけれど、最近は帰りはトラムに乗るのが気に入っている。