香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

香港ソウルフード巡り

今日天氣好好。さて釣りに行くか、それとも新たな香港を発見すべく香港ソウルフード巡りをするか…。そんな贅沢な選択を迫られた結果、この日は香港ソウルフード巡りに決定。

まずは絲襪奶茶で有名らしい銀都冰室 へ。絲襪というのは、ストッキングの意味で、ミルクティーを作る際にストッキングで濾して淹れることで口当たりが滑らかになるらしい。香港式のミルクティーは絲襪奶茶なのだが、時間と手間を節約するためにリアルな絲襪奶茶ではないケースもあるとのこと。

銀都冰室 (Silver Cafe)は、香港仔の近くにある華富邨という公団団地の一角にある。香港仔の船着き場から釣りにいくときに、よく香港仔行きのバスに乗るのだけれど、一定の確率で途中で華富邨を経由するバスがあって、そんなわけで実は以前に何度かバスで通りがかったことがあった。大規模な公団団地で、団地の住民のための飲食店やらスーパーやらが全て備わっていて、華富邨に行けば日常生活に必要なものはほぼ揃いそうな感じだ。

華貴邨。不動産価格がとんでもなく高い香港において、庶民にとっては公団団地に住めるかどうかは死活問題だろう。

公団とはいえ、住戸によっては素晴らしいオーシャンビューが望める絶好のロケーションだと思う。

お目当ての銀都冰室はこちら。有名店とはいえ、観光客がアプローチするにはハードルが高い場所にあるためか、基本的に近所に住んでいる人たちで賑わっている雰囲気だった。

店内の様子。おしゃれ感などまったくないところに、逆に心惹かれる。

そしてこれが評判の絲襪奶茶。違いが分かるかというと正直あまり分からないが、美味しい奶茶。

注文したのは、雞扒公仔麵とドリンクのセット。48香港ドル也。美味しゅうございました。

帰りは華貴邨にあるバスターミナルからバスで。

帰宅後、下午茶の時間になったので、近所の茶餐廳へ。

雞蛋三文治と凍檸茶(少甜)、39香港ドル。好好食、好好飲。

実は、下午茶を食べた後、哥連臣角砲台遺址まで行って、少しだけ釣りを楽しんできた。まったく釣れなかったけれど…。

柴灣駅から哥連臣角へ向かう途中に、こんな小食の店を発見。こんど是非試してみよう。

帰宅前に、香港大學駅近くの小食で臭豆腐(40香港ドル)を購入。

夕食のおともに初臭豆腐。発酵した味わいよりも、辛さが思っていたより強かったため、あまり味が分からなかった。

後日、初臭豆腐の感想を広東語の先生に伝えたところ、「それは辛いソースを掛けすぎたのでは」とのことだった。お店のおばさん任せだったのだけれど、辛さ控えめと伝えないとダメかもしれない。それから値段が40香港ドルだったと言ったら、「超貴!!」と驚いていた。香港島の主要な街は九龍などと比べると確かに物価が高いらしいのだけれど、それでも先生の感覚の倍の価格らしい。いつか機会を見つけて、石硤尾の小食にも行かなければ…。