香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

鴨脷排(Ap Lei Pai)

天気もよくて暖かな日曜日、香港島の南に位置する鴨脷排(Ap Lei Pai)に行ってきた。MTRの利東駅で下車し、玉桂山という高さ200メートルほどの山を越えた先に砂州で繋がった小さな島がある。そこが本日の目的地の鴨脷排。

玉桂山は利東駅に隣接しており街からのアクセスが容易、かつトレイルも往復で5キロ程度と短めの距離なのだが、実はなかなかのハードコース。急な箇所は手を使ってよじ登る必要があるくらいの険しさだ。この日は絶好のハイキング日和ということもあって、ハイカーが結構多かった。

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玉桂山へのアプローチ。街に隣接していてアクセスしやすいが、かなり険しいトレイルを登る必要がある。眼下に見える茶色の建造物の地下が利東駅だ。

玉桂山を登った先にあるのが鴨脷排(Ap Lei Pai)。MTRの駅から徒歩で30分強でこんな素晴らしい景色が広がっている。

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目的地の鴨脷排(Ap Lei Pai)は玉桂山を登った先にある、砂州で繋がった小さな島だ。

ほとんどの人達はハイキングが目的だと思うが、自分の目的はもちろん釣り。特に下調べをしたわけでもなく、そもそも釣れるかどうか不明だが、ここで釣りをしたら気持ちいいだろうなというのが今回の釣行の動機だ。このところスランプ気味だったので、釣れる場所で自信を取り戻すことも考えたのだが、こんなときこそ釣果に拘らず、釣り自体を楽しもうと開き直って選んだのがこの鴨脷排。

結果的には…残念ながらボウズに終わったが、少しあたりはあった。そして何よりも釣りをしていて気持ちよかったのが一番。天気が良い日に、2~3時間ほど頭を空っぽにして釣りを楽しむ、そんな贅沢な時間を過ごせた。天気のよい週末、手軽にリフレッシュするのに最高な場所かもしれない。また来よう。

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タンカーの向こう側に見えているのが南丫島。発電所の三本の煙突が目印だ。