香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

煎魚灣

このところ納得できる釣果があがっていなかったので、気合いを入れて早朝からランタオ島へサーフフィッシング。MTRで東涌まで行き、そこから大澳行きのバスに乗り込む。さらに大澳のバスターミナルから徒歩で1時間という、なかなかアクセス難な釣りスポットだ。大澳からのトレイルでは他の釣り人にも遭遇したから、気合い入っている人はランタオ島西南部の釣り場に足を運ぶのかな。

数日前まで寒くて天気が悪い日が続いていたが、今日は天気もよく、気温もだいぶ上がってきたのでアウトドアには最適な環境だ。まずはアオイソメでキスを4~5匹釣って、その後はルアーでマゴチやヒラメを狙ってみよう、と最初は気軽に考えていた。ところが…天気はよくて波も穏やかだが、あたりがほとんどない。投げる場所を変えてみるが、なぜだか釣れるのは海底にあるゴミの類ばかり。自分のなかではとっておきの「釣れるスポット」だったのだが、結局大きめのキスが一匹釣れただけだった。寒い日が続いていたせいなのだろうか…それとも「この場所なら必ず釣果が出せる」とすっかり慢心していたせいなのか…。煎魚灣の周辺の分流あたりも探って夕方近くまで粘ったが、まったくダメだった。

やっぱり釣りって奥が深い。そう簡単には初心者レベルから脱却できないようだ。心身ともに疲弊した一日だったが、帰りは素晴らしい景色が心を癒してくれた。今日は終日いい天候に恵まれ、自然を満喫できたので良しとしよう。

f:id:hakurakuhk:20220227233112j:plain

大澳までの帰路に撮った一枚。おそらく横坑村かな。疲れていたけど、こういう景色を見ると心が洗われる。

f:id:hakurakuhk:20220227233653j:plain

沈みゆく太陽。左側の半島の向こう側、ふた山ほど乗り越えたところが煎魚灣だ。