香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

禤師傅小厨(海鮮中華)

以前勤めていた会社の後輩が香港に駐在していて、家も近所だったので時々一緒に食事に行っていたのだが、4月から深圳に引っ越すことになった。どうやらビジネスの拠点となっていた香港会社の規模を徐々に縮小し、主な機能を深圳にシフトさせる流れの一環のようだ。というわけで、香港での送別ディナー。

せっかくなので美味しいものを食べようということになり、彼おすすめの海鮮料理に行くことになった。結構評判の店のようだけれど、場所が茘枝角と長沙灣の中間ほどにあり、英語でのコミュニケーションは不可。メインメニューは、仕入れの関係もあって事前予約制(もちろん広東語で)ということで、なかなかハードルが高く、観光客が簡単に行けるような感じではない。

店の入口。ちょっと路地に入ったところにあるので分かりづらい。

店の周辺は、いかにも昔の香港の雰囲気が漂う場所。

巨大シャコ。ビニール手袋をつけて食らいつく。非常に美味!

ロブスター。ソースはコーンクリームっぽい感じで、麵は粗麵だろうか。繊細な味付けでこれも非常においしい。

写真を撮り忘れたのだけれど、蒜茸粉絲蒸扇貝(ホタテと春雨のニンニク蒸し)と瑤柱蛋白炒飯(卵白と貝柱のチャーハン)も頂いて、飲み物代も込みで一人700香港ドルほど。なんといってもシャコの大きさはインパクトがあるし、どの料理の味付けも美味しくて非常に満足度の高いレストランだった。

どうやらご夫婦ふたりだけで切り盛りしている感じ。旦那さんは厨房で料理を作っているのでちらっとしか見えなかったけれど、奥さんのほうはこちらがたどたどしい広東語でコミュニケーションをとっても丁寧に対応してくれて、いい感じだった。場所が中心部から離れているのが難点だけれど、食事はどれも美味しいし、ここはまた来よう。どうもご馳走さまでした!