香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

食後のコーヒー

平日ランチした後は、決まってオフィスの近所にあるコーヒー屋に立ち寄って、コーヒーを一杯購入し、午後はゆっくりコーヒーを飲みながら仕事をしている。ところが、先月行きつけのコーヒー屋が閉店してしまったので、最近は新しいところに通っている。

これが新しい「食後のコーヒー」を購入するお店、SENSE。

もともと行きつけだったコーヒー屋の店員さんに、近所で美味しいコーヒーが飲める店ということで紹介してもらったのがこの SENSE。店内は極小スペースだけれど、一応最大4名が座れるようにはなっている(デッドスペースを無理やり活用したような感じではあるが)。値段は、コーヒー一杯が35~38香港ドルと、ほぼこの周辺の同種の店の平均価格(ちなみに閉店した店は27香港ドルと割安だった)だが、茶餐廳の早餐や、焼味飯とほぼ同じくらいの値段だと思うと、お高く感じてしまう。

でも、実際に飲んでみたところ、たしかにここのコーヒーは美味しい。さすがコーヒー屋の店員(バリスタ)が教えてくれただけのことはあるね。ただ、何度か通っているうちに分かったのだけれど、おそらく店主らしき若い男性が淹れてくれるのと、たまに彼がいないときに代わりに他の店員が淹れてくれるのでは、明らかに店主が淹れてくれるコーヒーが美味しいということ。自分はあまり味覚が繊細なほうだとは思わないのだけれど、それでも違いを感じさせるような美味しく淹れるテクニックがあるのだろうか。

毎日通っているうちに、店主や店員の人達も顔を覚えてくれてきたようだ。美味しいコーヒーと、なんの変哲もない、店の人たちとのちょっとした会話のやり取り。これぞ一般市民の幸せ。