香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

巴依餐廳

住んでいるアパートのすぐそばに新疆ウイグル地方の料理を出す「巴依餐廳」というレストランがある。いつも結構賑わっていて、並ばないと入れないこともある店なのだけれど、通りすがりに覗いてみたら意外と空いていたので久しぶりに入ってみた。

巴依餐廳。茶餐廳ほどはカジュアルではなくて、メニューはグループ客向けのものが多い印象。

新疆ウイグル料理といってもなかなかイメージが湧かないと思うけれど、この店のメニューを見るかぎりでは、要は羊肉の料理が中心だということ。新疆ウイグル料理と書いてしまったけれど、どうやらウイグル族は宗教(イスラム教)の関係でハラール適応の食材を用いた料理を食べており、その他の民族が食べている新疆料理とは区別されるらしい。なので、本来は新疆ウイグル料理と一括りには出来ないのかもしれない。

ともあれ、大人数で羊料理を食べたいときには「巴依餐廳」はうってつけのレストランなのだろう。残念ながら、いつもの通りひとり飯だったので、グループで来た時に頼むであろう定番料理は試すことが出来なかった。結局この日、自分が注文したのは以下の二皿。

涼拌豆腐、48香港ドル。豆腐、ピータンパクチーのような香菜のサラダ。

京葱羊肉飯、80香港ドル。羊肉とネギの丼。

まあ普通においしい。おいしいのだけれど、どちらも自分で作れそうな感じではある。値段もそこそこするし、ひとり飯の店としてはどうかなといった印象だった。やはりこの店はグループで来て、羊肉の薄皮餃子(羊肉薄皮包子、180香港ドル)とか羊のもも肉のロースト(焼羊腿、368香港ドル)などをシェアして食べるのがよさそうだ。