なかなか良い釣りスポットを発見した。長洲の北東部に位置する東灣仔。
長洲のよいところは、①中環と往来するフェリーが30分おきにある、②島にも釣餌屋がある、③もちろんコンビニや茶餐廳も数多くある、④小さな島なので島内のあらゆる場所に簡単に徒歩でアクセスできる、⑤中心部から少し離れると人もそれほど多くなく自然が溢れている、といったあたりか。
前回行った東灣は本当にフェリー乗り場から歩いてすぐの場所なので、自然を満喫するにはいまひとつだし、人通りもそこそこある。ところが今回初訪問となった東灣仔は、ひと山超える必要があるためそれほど人も多くなく、自然が溢れているというバランスのとれた釣りスポットだ。
灣内だから水面は穏やかだし、長洲島内としては若干アクセスが悪いので自然に囲まれた静かな環境を味わえる。肝心の釣果のほうは、2時間ほどで良型のキス2匹、ホウライヒメジ1匹だった。そして抜き上げるときにハリスを切られたクロサギらしき30cmクラスの魚も。根がかりも少ないし、そこそこサイズも期待できることを感じさせる場所だった。ここは近いうちに再訪決定。
久しぶりに良い場所を発見できて気分が良かったので帰りに東灣仔の南側の岩場にも下りてみた。
岩場のほうはさすがに根がかりリスクが高いのだが、まずまずの大きさのカサゴが1匹釣れた。そして40cmは優にありそうなチヌらしき魚影も確認できたので、こちらもポテンシャルは高そうなポイントだと思う。
久々に充実感を得た釣行になった。帰りの道すがら、長洲名物の芒果糯米糍(マンゴー餅)を買って食べる。うーん、いつ食べても好味!