香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

二轉(Yi Chuen)から花坪(Fa Peng)へ

このところ寝つきが悪く、しかも夜中に何度か目が覚めてしまう日が続いていたのだが寝る向きを変えたら久しぶりに熟睡できた。そして熟睡の結果、朝寝坊。

まあ特に決まった予定があるわけでもないので、週末らしく朝ごはんをしっかり摂る。今日の新たな学びは、食べる煮干し入りスクランブルエッグが美味しかったということ。まず食べる煮干しをフライパンで軽く炒めたあと、溶き卵をかけてスクランブルエッグを作る。食べる煮干しの塩気がほどよくてうまい。

今日の天気は晴れ。昼前から釣行するには暑さが厳しそうではあったが、あまり歩く必要のない場所であれば何とかなるだろうと思い、このところ頻繁に訪れている草灣碼頭の周辺をランガンしてみることにした。バス停の近くで昼食用に焼味飯を調達し、E11のバスで西環から青嶼幹線巴士転乗站まで20分強。家を出てからここまでで1時間もかかってないというのが嬉しい。

青嶼幹線巴士転乗站からは、山越え(花瓶頂越え)ではなく、大通りを汲水門大橋のたもとまで戻り、海岸沿いを花坪まで南下していくルートを選択。

二轉鎮流碑。後ろが汲水門大橋。碑には「南無阿弥陀仏」と刻まれているのだが、南と無には音を表す口偏がついている。

二轉の釣りスポット。遠くのほうに何人か釣り人が見えたので、期待したのだが…。

まずは、橋の近くの二轉を攻めてみる。釣り人がぽつぽつといたので少し期待したのだが、投げるたびに根がかりするという悪循環に。30分ほど粘ったが諦めて、九龍半島香港島が一望できるこの場所で昼食を摂った。

本日の昼食は叉焼飯。たっぷりの叉焼と大盛ご飯に飲み物がついて37香港ドル

気を取り直して、更に海岸沿いを南下しようとしたが、どうやら二轉までの道を引き返す必要があるようで、仕方なく元来た道を戻って海から少し奥まったルートで草灣方面に向かった。

草灣碼頭は今回はスルーして、花坪の手前にある小さな名も無き碼頭で投げてみる。ここは魚影が濃くて、良い釣りスポットだ。老夫婦が先客として釣りをしていたが、奥さんは途中から暑さを避けるために日陰で休んでいた。

ここでの釣果はキス1匹、チャリコ2匹。魚籠に入れておいたのだが、キスは弱ってしまっていたせいか、驚いたことに頭の部分をかじられてしまっていた…。カニか何かの仕業だろうか。

しばらく碼頭からの釣りを楽しんだ後、花坪の砂浜を横切って岩場を伝いながら更に南下してみた。

花坪の更に南の岩場から草灣碼頭方面を望む。真ん中左寄りに小さな碼頭、右側に草灣碼頭がわずかに確認できる。そして左上には花坪石、右上側には汲水門大橋も見える。

さすがに手前は岩が多くて根がかりリスクが高いが、少し遠投すると良いサイズのコトヒキが連続ヒットした。やはり悪くなさそうなポイントだ。結局、この場所ではコトヒキ2匹、ヒイラギ1匹の釣果。

地図を見ていると更に南下して扒頭鼓までランガンできそうにも見えるのだが、トレイルを見つけることは出来なかった。Google Mapにも載っていないし、気が付いたら夕方になっていたので本日のランガンはこれにて終了。