香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

東星斑

この日は朝6時半に西灣河の碼頭に集合して、久しぶりの船釣り。もともとは3時半集合で沖のほうにある石仔排という場所でカンパチなどを狙いに行く予定だったのだが、沖は波が高いため、前日に近海での釣りに変更になった。主な釣り物は、コウイカやイサキなど。

朝6時過ぎの西灣河。夜明け前だが、この時間にはすでに早起きの人たちが散歩やジョギングをしていた。

対岸の魚市場らしきところ(三家村付近)に船を寄せて、コウイカ釣りの餌にする活きエビを調達する。

コウイカの釣りスポットは西灣河と三家村の中間あたり。こんな近場とは意外だった。活きた蝦を針にかけて100gくらいの重りで底まで落としてコウイカが抱いてくるのを待つ。

ほどなく船釣りメンバーの一人が幸先よくコウイカを釣り上げ、その後、自分もなかなかいいサイズのコウイカを釣ることが出来た。さすが船長、ポイントをよく心得ている。

エビが生きていることを確認しつつ、落とし込んでコウイカを狙っていると、明らかにコウイカとは異なる、ガツンという力強い引きが。一瞬「根がかりか?」とも思ったがどうやら動きを感じる。リールを巻いていると…なんとガルーパ!すぐにメンバーのひとりが網でサポートしてくれて無事に釣り上げることが出来た!!

ガルーパ(東星斑)!実はガルーパを釣ることを目標の一つとしていただけに、喜びもひとしおだった。まさか今日釣れるとはね。

本日の釣果(船釣りメンバー全員分)。ガルーパ、アオリイカコウイカ、イサキなど。

船釣り三度目にして、ようやく満足いく釣果が得られた。でも今回は本当にラッキーだったからガルーパが釣れたわけで、自分で狙って釣れるようにまだまだ研鑽が必要だ。

釣行当日は、慣れない船釣りで疲れたため、釣った魚やイカの下処理だけして、翌日、昼はコウイカのゲソを肝で和えてパスタにし、夜はガルーパの蒸し料理(清蒸鮮魚)を堪能した。

翌日のランチは、コウイカのゲソを肝で和えたものをパスタと絡めて食べた。

そしてガルーパは、こちらでお祝いの席などで出される清蒸鮮魚という蒸し料理にしてみた。身がほぐれやすく美味。これでご飯2合を平らげてしまった。

今回誘ってくださったYさん、そして一緒に船釣りを楽しんだメンバーに感謝。基本的に自分は単独釣行が多いのだが、釣りを仲間と一緒に楽しむということの良さを学ぶことができた週末だった。