香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

日本で過ごす正月

久しぶりに日本で過ごす正月。一日は家族で横浜にある両親宅(普段は施設に入っているので使っていない)に行き、妹も交えて6人でおせち料理を食べる。家人と妹、同い年だが、全く異なる生き方をしてきたせいなのか、それとも嫁と小姑の関係性のせいなのか、表面上はお互いそつなくコミュニケーションしているものの、たぶん相容れないところが多々あるというのをいつも感じる。まあ、表面上うまくやってくれていれば全然問題ない。備忘録として、妹のつくるお雑煮の味が薄すぎる問題が毎年発生しているので、「来年は僕がお雑煮を作って持っていくようにしよう」と解決策を家人に提案した。これ、忘れないようにしないと。

三年ぶりに食べるおせち料理。これ、一昔前はぜんぶ各家庭で作っていたのだろうか…。

帰宅後、家人が以前から「見るべき」と推していたドラマ、『ブラッシュアップライフ』をみる。徐々に伏線が回収されていくストーリー展開、豪華な俳優陣など満足度が高いドラマだった。人生にとって大切なことは、よい学校に行くことでも、よい会社に入ることでも、よい収入を得ることでもなく、よい人間関係をもつことなんだよな、としみじみ実感。大学生の娘も、そんなふうに感じてくれていればいいなと、そっと願う。

二日、娘は始発に乗って友人とディズニーランドに出かけた。前日、えらく時間をかけてネイルを整えていたのは、そのためなんだろう。今どきの若者っぽい行動をみて少し安心する。

午前中は家人と箱根駅伝を見ながら年賀状書き。香港で生活するようになってから、ほぼ年賀状のやり取りがなくなっているのだが、頂いた年賀状には返事を出すようにしている。それにしても、昔はパソコンで作ってハガキに印刷していたのだが、最近はすべてスマホで作ってしまい、WiFi経由でプリンタ出力しているそうだ。アドレス帳もGoogleのアドレス帳から読み込めるので、色々と便利。

年賀状の返事を投函したあと、家人と昼食をとる。タンメンうまい。こういうのを冷蔵庫にあるものでさっと作ってくれることにひそかに感謝。家人が作ってくれたときは必ず洗い物を担当するようにして、決して無駄飯食らいではないポジションを維持しておく。洗い物を終えると、家人から「自転車に乗ってくれば」といういつもの一言(出かけたほうが恐らくゆっくりできるのだろう)があったので、運動不足解消を兼ねて特に目的もなく自転車で出かける。

多摩川沿いの風景。この日はやや曇りがちな天気だった。

羽田空港が臨める場所まで多摩川を下った。この鳥居、普段はサイクリストの休憩場所になっているのだが、この日はサイクリストを一人も見かけず。

愛車。サドルは交換したが、こうしてみるとバーテープがかなりボロボロになっている。次の機会に交換しよう。

帰りは多摩川サイクリングロードから少し外れて蒲田経由で帰宅。

蒲田陸橋で一枚。右手にみえるイモンボウルが、自分の中では蒲田のランドマークのひとつだ。

途中少し小雨に降られたけれど、途中で見知らぬ路地に寄り道して、居心地よさそうなコーヒーショップを発見したり、まあ気持ちよくサイクリングを楽しめた。今年もよい年になりますように!