香港に戻ってきて早速釣行三昧の生活を送っているわけだが、やはりこの時期最もきついのは蒸し暑さ…。しかも香港ではまだマスク着用が義務付けられているので(人がほとんど通らないようなトレイルでは外しているけど)、ちょっと遠出しようものなら冬の二倍は疲弊して帰ってくる羽目になる。かといってアクセスがよい堅尼地城あたりではあまりにも趣が無さすぎるし…。
フェリーの時間を気にせず、けれども手軽に自然を満喫できる釣りスポット…うーん、鴨脷排かな…ということで昼前に出発し、MTRの利東駅へと向かう。まずは玉桂山とは逆方向の出口にある鴨脷洲大街の茶餐廳で昼食。肉絲炒麺と凍奶茶で腹ごしらえして、いざ出陣。
玉桂山は利東駅からすぐにアクセスできるという利点はあるのだが、実はアプローチは結構なハードコース。距離は短いのだが、急こう配をよじ登るような箇所もあって、少し気合は必要なのだ。
駅から鴨脷排の釣り場までは、約40分ほど。意外と天気が良かったせいもあって、思ったよりも体力を消耗した。鴨脷排の右側の岩場を伝って進んで行き、今日はいつもより少し奥まで行ってみた。
鴨脷排での釣りは結構好きなのだが、一歩間違えると大けがするリスクがあるので要注意。岩場を伝っているときはそれほど気にならなくても、振り返ったらかなり危ない箇所を通ってきてたりする。
こうしてリスクをとって辿り着いた釣りスポットは、なかなか悪くない場所だった。岩場なので若干根がかりするものの、カサゴを釣るには絶好の場所だということが判明。2時間ほどで5匹を釣り上げ、うち3匹を持ち帰って煮付けにして夕食に頂いた。ごちそうさまでした!