香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

排(pai)

日曜日は天気が良かったので鴨脷排へ。先日、咀や洲の意味を調べて鴨脷洲(Ap Lei Chau)は島ということでよく分かるのだけど、では鴨脷排の排は?と思って調べてみた。どうやら排には並ぶという意味があるようで、たしかに鴨脷排は鴨脷洲と並んでいるのでしっくりくる。例えば排隊という言葉もあって、「請排隊」でまさに「並んで下さい」ということ。

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鴨脷洲と鴨脷排の位置関係。鴨脷洲に並んでいるということで鴨脷"排"ということかな。

鴨脷排の先端にある灯台の横に鴨脷排燈塔碼頭という碼頭があって、ここが今日の釣りスポット。

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この碼頭、手すりが折れ曲がって倒れていた。一体何があったのだろうか…

鴨脷排燈塔碼頭の状況を見る限り、使われてないのかと思いきや30分に一回くらいの頻度でサンパンが立ち寄り、灯台までハイキングを楽しんだ人達を乗せて鴨脷洲のほうに戻っていく。一人15香港ドル。たしかに行きと同じルートを戻るよりもずっと良さそうだ。ただ、自分の場合は碼頭だけではなく、鴨脷排の東側や西側の釣りスポットも攻めてみたかったので今回はサンパンは使わなかった。

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これが鴨脷洲に戻るサンパン。時刻表があるわけではないが大体30分おきくらいに立ち寄って乗客を拾っていく。客がいないときは操縦しているおばちゃんが拡声器で「船が出るよ~」とアナウンスするシステム。

結局、釣果はカサゴ2匹とカサゴとメゴチをミックスしたような根魚1匹の計3匹と大したことはなかったのだが、天気が良くて海もきれいだったので十分楽しめた。気のせいかもしれないが、潮の流れとかを見ながらなんとなく魚がいそうだな、と思うスポットではたしかに手ごたえがあることが多く、少しは成長できたかもと思える一日だった。

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鴨脷排からみた玉桂山。たしかに帰りにまた玉桂山を登るのはなかなか堪えるんだよな…。