香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

潮位に注意!

先週、先々週と週末の天気がいまいちだったこともあって、今日は久しぶりの釣行。釣り仲間と一緒に西貢の西北に位置する深笏湾へ出かけることにした。

MTR東鐵線の大學駅から徒歩10分ほどの場所にある馬料水碼頭からフェリーでのアプローチ。フェリーの便数が少ないこともあって、過去二度の釣行では、ハイカーやキャンパーの乗客で溢れていたが、今回はそれほどでもなかった。それでも臨時便が出ていてその臨時便は塔門直行(下船予定の荔枝莊に停まらない)だったのだが、危うくその便に乗り込みそうになってしまった。馬料水碼頭のフェリーに乗るときは口頭で自分の行先を伝えることが必須だと再確認。

無事に9時過ぎには荔枝莊に到着。ここから海岸伝いに40分ほど歩くと本日のポイントである深笏湾に到着する…はずだった。

前回は三週間ほど前に来ているし、少し歩くが海沿いだからアップダウンはほとんどないし、恐らく久しぶりにキスが大量に釣れるだろうという期待に満ちていたのだが…。ところが過去二回は全く濡れることなく岩場伝いに通れたルートが、ところどころ水没してしまっている…。やむなく水の中を通ったものの、場所によっては膝上くらいまで水位があって思うように深笏湾のポイントに辿りつけない…。多少の潮位の変化はあることは分かっていたのだが、まさか日数の経過でこれほどの相違があるとは想定外だった。しかも釣り仲間を連れてきた状況で、案内役としては失格だ。

昼過ぎになってようやく潮が引き始めてくれた。ちょうど正午くらいがピークだったのかもしれない。なんとか深笏湾の釣りポイントに到着したものの、便数の少ない帰りのフェリーの時刻も気にしながらの釣りになってしまった。

釣果のほうは、キス4匹、コトヒキ1匹、フグ1匹、イトヒキハゼ1匹とまずまずだったのだが、潮の満ち引きを考慮していなかったことは大いに反省…。

 

少し調べてみると、香港天文台の気象情報ページから潮位の変化予想のグラフを確認できることがわかった。釣行の場所によっては前もってきちんと確認する必要があることを今回身をもって学んだ。

とりあえず膝上まで水に浸かったくらいで済んだのは、不幸中の幸いだったのかもしれない。やはり自然に対しては常に謙虚かつ慎重に振るまわないとダメだね。