先週、先々週と週末の天気がいまいちだったこともあって、今日は久しぶりの釣行。釣り仲間と一緒に西貢の西北に位置する深笏湾へ出かけることにした。
MTR東鐵線の大學駅から徒歩10分ほどの場所にある馬料水碼頭からフェリーでのアプローチ。フェリーの便数が少ないこともあって、過去二度の釣行では、ハイカーやキャンパーの乗客で溢れていたが、今回はそれほどでもなかった。それでも臨時便が出ていてその臨時便は塔門直行(下船予定の荔枝莊に停まらない)だったのだが、危うくその便に乗り込みそうになってしまった。馬料水碼頭のフェリーに乗るときは口頭で自分の行先を伝えることが必須だと再確認。
前回は三週間ほど前に来ているし、少し歩くが海沿いだからアップダウンはほとんどないし、恐らく久しぶりにキスが大量に釣れるだろうという期待に満ちていたのだが…。ところが過去二回は全く濡れることなく岩場伝いに通れたルートが、ところどころ水没してしまっている…。やむなく水の中を通ったものの、場所によっては膝上くらいまで水位があって思うように深笏湾のポイントに辿りつけない…。多少の潮位の変化はあることは分かっていたのだが、まさか日数の経過でこれほどの相違があるとは想定外だった。しかも釣り仲間を連れてきた状況で、案内役としては失格だ。
釣果のほうは、キス4匹、コトヒキ1匹、フグ1匹、イトヒキハゼ1匹とまずまずだったのだが、潮の満ち引きを考慮していなかったことは大いに反省…。
とりあえず膝上まで水に浸かったくらいで済んだのは、不幸中の幸いだったのかもしれない。やはり自然に対しては常に謙虚かつ慎重に振るまわないとダメだね。