コンゴウフグ

このところ雷雨警報が頻繁に出ている。だから週末の釣りも早朝からがっつり行くことは減っていて、昼前くらいから出かけて２時間ほど楽しんで帰ってくるパターンが多くなりがちだ。

この日は、久しぶりに長洲島の東灣仔に行ってみることにした。年初に行って以来だから実に半年以上ぶりになる。

東灣仔。釣りポイントにはすでに先客がひとり。会釈をして少し離れたところで釣り糸を垂らす。

最近は、ライトロックフィッシングに拘ってワームで根魚狙いを続けていたのだが、この日はアオイソメでの餌釣り。やはり魚の喰いはアオイソメがいちばん良さそうな気がする。

まず釣れたのがエソ。そこそこのサイズだったので引きも強くて良かった。

やや小ぶりだけれどキスも釣れた。

そしてこの日の最大の釣果はコンゴウフグ。写真だとサイズがわかりづらいが、尾っぽを含めると30cmくらいはある。ハコフグの一種で頭に鬼の角のようなものが二本あってかっこいい。しかもハコフグって本当に骨格からして箱のようになっているのがわかり、少し感動。

結局、2時間ほどで釣果はコンゴウフグ1匹、キス1匹、エソ2匹。久々のアオイソメでの餌釣りだったけれど、適度にあたりがあってなかなか楽しかった。それにしても今回初魚種だったコンゴウフグのような生き物を見るにつけ、海の生物の多様性には驚かされる。コンゴウフグ、もっと色んな角度から写真を撮っておけばよかったと少し反省。