香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

珀麗灣(Park Island)

旧正月の初日(年初一)は釣り仲間と一緒に久しぶりに珀麗灣(Park Island)へ。友人は、奥様が香港人なので新年早々に釣りに出かけて大丈夫なのか聞いたところ、正月初日は夫側の家族の家へ行き、二日目に妻側の家族のほうへ行く慣習だから問題ないとのこと(彼は日本人でご両親は日本在住のため)。

さすがに旧正月初日はフェリーの乗客も少ない。珀麗灣に着いたところ、フェリー乗り場周辺の店屋も半分以上は休みだった。珀麗灣は釣りスポットもいくつかあるので、通常であれば釣り人もちらほら見かけるのだけれど、今日に限っては自分たち以外の釣り人も見当たらない。どうやら友人のお義父さん(香港人)によると、「正月は殺生NG」だそうなので、それも関係しているのかも…。

珀麗灣には釣りスポットがいくつもあるのだけれど、最初に向かったのは島の南端に位置する大排咀碼頭。フェリー乗り場からノアパークのほうへ向かい、高架下をくぐってお墓がたくさんある高台を越えていくと到着。徒歩で20分ほどかな。

大排咀碼頭。ここは広々していて気持ちいい場所なのだけれど…。

たまにアタリがあるが、結局釣れたのはイトヒキハゼとちびカサゴばかり…。大物が釣れる気配を全く感じないので、昼食後に別の釣り場所へ移動。

青馬大橋。根がかりが多いのが難点だけれど、感触は悪くない。

この場所、以前訪れたときには釣り人が多数いたのだけれど、正月だからなのか、自分たち以外は釣り人を見かけなかった。

青馬大橋側のやや流れがある付近で、何度かよいアタリがあったものの、結局のらずにここでの釣果はベラと友人が釣ったややサイズアップしたカサゴとキスのみ。気づきとしては、この場所も大排咀碼頭も比較的新しいイカの墨跡がいくつもあったので、エギングもありなのかもしれない。

「まあ、釣った魚は全てリリースしたので殺生はしなかったので良しとしましょうか」と言ったら、友人が「いやアオイソメ使っている時点で殺生してますよ…」と、ごもっともな突っ込み…。

そんな感じで、新年早々さえない釣果だったが、まあこんな日もあるからこそ、釣れたときの喜びもひとしおというものだ。