香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

ガザミ

この日は釣り仲間二人と一緒にランタオ島の花坪へ。自分の自己流で開拓した釣りに付き合ってくれる貴重な釣り仲間なので、なんとか釣果をあげたいところなのだが、なかなか期待していたほどは釣れない…。今日は花坪で良型のキスを何匹か釣り上げたいところ。

しかしこういうときに限って、なぜか誰もキスを釣ることができない。このポイントでキスが一匹も釣れなかったことは記憶にないのだけれど…。昼前からスタートして夕方まで粘って、二人はカサゴやベラ等を3匹ずつ、自分はメゴチ3匹、カサゴ1匹、ネズミゴチ1匹、背中に黄色い斑点がある赤い魚1匹だった。

メゴチに似ているが、微妙に違う。調べてみたところおそらくネズミゴチ。やはり初魚種はなんであっても嬉しいものだ。

不思議なほどキスが釣れないなあ、と思っていると魚のあたりはないのになぜか釣り上げるときに重量感が…。藻かなにかかと思って引き揚げてみたら、なかなか立派なサイズのガザミ(ワタリガニ)がたまたま引っかかってきた。これは食べるしかない!

この日は釣りが終わったあと、三人で大角咀にある Da Vincenzoという雰囲気のよいイタリアンで夕飯を摂ったのでガザミは翌日の晩御飯になった。ちなみにこれまでは釣りが終わった後、海鮮中華などが定番だったのだが、ここのイタリアンは非常に良かった。おじさん三人が釣り道具を持って入るような雰囲気ではなかったけれど(笑)。友人のチョイスに感謝!

まな板の上のガザミ。しっかり汚れを落として、ビールに少し漬けておいた。

で、結局ガザミは翌日調理をして、見事にカニ鍋(味噌味)となった。カニの身を食べるというより出汁がしっかり出ていて絶品だった。

カニ鍋と白飯。これに納豆というシンプルな夕食だが、男性の単身者の食事ってこんなもんではないだろうか。

今回は偶然ガザミが釣れたわけだが、この釣りポイントは結構ガザミがいるような気がする(以前、魚籠にいれたキスが齧られていたことがあった)。今度はガザミ狙いの仕掛けで釣ってみるのも面白いかもしれない。