香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

男人嘅浪漫(男のロマン)

先日の広東語のレッスンで、茶餐廳の定番メニューの話題になった。お気に入りの徳記のランチメニューを見ながら、好きな料理をいくつか挙げていくなか、豆腐斑腩飯の名前を出したところ、広東語の先生から「豆腐斑腩飯と似てますが、豆腐火腩飯は食べたことありますか?」と質問あり。ちなみに斑腩は石斑魚(ガルーパ)、火腩というのは焼肉(ローストポーク)のこと。揚げ豆腐と斑腩もしくは火腩に餡をからめた料理になる。

徳記のランチメニュー。この充実ぶり!

もちろん、豆腐火腩飯も食べたことはある。でも残念ながら徳記のメニューでは見かけたことがない。どちらが好きか聞かれると、(徳記の)豆腐斑腩飯に軍配があがるのだけれど、先生いわく「実は、豆腐火腩飯は男人嘅浪漫(男のロマン)と言われるんですよ」とのこと。なぜかというと、豆腐火腩飯は「平[peng4]靚[leng3]正[zeng3]」の三拍子が揃っているからだそう。

あれかな、日本でいうところの「うまい、安い、早い」牛丼みたいな感じかな。それにしても「男人嘅浪漫(男のロマン)」だなんて、えらく洒落たネーミングだ。

  • 平[peng4]=安い
  • 靚[leng3]=ボリュームがあって見栄えがよい
  • 正[zeng3]=うまい

豆腐火腩飯、「平靚正」の三拍子が揃っている。これが男のロマンだ!