香港碼頭日記

香港での生活を徒然なるままに、、、

映画

映画『乱』

金曜日の夜、会社帰りに油麻地のcinemathequeで映画鑑賞。今月は、あの黒澤明監督の『乱』の4K復刻版が上映中だったので、この機会を逃すまじと思っていた。やはり迫力ある映像美を堪能するには、映画館の大スクリーンで見るに限る。しかも平日夜の上映だと…

映画『來自雪國的遺書』(ラーゲリより愛を込めて)

金曜日の夜、堅尼地城のGolden Scene Cinemaで邦画『來自雪國的遺書』(ラーゲリより愛を込めて)を鑑賞。「ラーゲリ」というのはロシア語で収容所の意味で、シベリアに抑留され、戦後も長年にわたって過酷な強制労働を強いられた日本人捕虜と彼らの家族への…

新興食家のち、映画

この日は以前から気になっていた堅尼地城(Kennedy Town)にある有名な飲茶の店、新興食家に行ってみることにした。このお店、開店時間が早朝3時で、午後4時には閉店してしまうのに加えて、しょっちゅう行列が出来ているのでなかなか敷居が高かったのだが、…

映画『あやしい彼女』

今回は映画館ではなく、アマゾンプライムで鑑賞。オリジナルは韓国映画で、本作はそのリメイク版。ストーリーはよくある設定ではあるのだけれど、くすっと笑える部分が随所にあって飽きずに楽しめる。 映画『あやしい彼女』(日本バージョン)。 よかったの…

映画『燈火闌珊』(消えゆく燈火)

金曜日の夜、仕事が終わったあとに油麻地のcinemathequeへ。本日のお目当ては、香港映画の『燈火闌珊』。どうやら昨秋の東京国際映画祭で上映された作品のようで、邦題は『消えゆく燈火』。香港の夜の繁華街を彩るネオンサインは安全性の問題などもあって近…

映画『LOVE LIFE』

先月加入したbcinephileのメンバーシップ特典として、誕生日月ということで映画観賞券がフリーでもらえたので、早速金曜日の夜に油麻地のcinemathequeに行くことにした。 今回鑑賞したのは、邦画『LOVE LIFE』。映画のタイトルだけみると、ラブコメものかなと…

『那個男人』: ある男

平日の夜、堅尼地城(Kennedy Town)の映画館で日本の映画が上映されていたので観に行ってきた。 平野啓一郎氏の小説「ある男」を映画化した『那個男人』。ストーリーが進行するにつれて徐々に謎が解き明かされていき、その過程で、自分とはなにか、親の呪縛…

映画『鯨』、のち深夜飯

金曜の夜は油麻地に行く用事があったので、ついでにcinematheque まで足を伸ばして映画鑑賞。上映開始時間の21:50まで時間があったので、遅ればせながらbcinephile のメンバーシップに加入する。年間120香港ドルで、メンバーになるとフリー映画チケット(1…

『流水落花』

流水落花:「男女の一方に相手を思う気持ちがあれば、相手にも同じ気持ちが生まれ、したいあう気持ちが通じるものであるということをたとえていう」 映画の英語タイトルはLost Love 。漢字熟語での意味と相反してるようにも思うが、映画を見ると、決して不自…

『窄路微塵』: The Narrow Road

油麻地のcinemathequeにて香港映画『窄路微塵』を鑑賞。広東語は相変わらず片言の域を脱してないのだが、せっかく香港で暮らしているのだから、香港映画を見ない手はない。なんとか英語の字幕を追いながら鑑賞することとなった。 cinemathequeの一階部分には…

映画館に足を運ぶ:『My Small Land』

平日の夜、油麻地のcinemathequeに足を運んで映画『My Small Land』を観た。アマプラなどのネット配信で手軽に映画が楽しめるこのご時世、映画館に行くという発想があまりなかったのだが、やはり映画を観るのであれば映画館がいちばんよい、ということを再認…